公式サイト https://art7ten.tumblr.com/exhibition
Face book https://www.facebook.com/art7ten/
日本を代表する古都、京都に佇む歴史ある日本邸宅「瑞雲庵」。
そのような日本の伝統的な空間で「自然」と「人間の関わり」をテーマとした日仏若手作家、新野洋とマーク= アントワン・ガルニエによる展覧会を開催いたします。
用いるメディウムやアプローチは全く違いますが、彼らは共に自然や原始的な思想に重きを置き制作しています。そのため彼らの作品からは物事への純粋な視線や自然への敬意を込めた温かい眼差しを感じる一方、自然と人との関係性や自然の中における人々の関わり合いについての疑問を粛々と投げかけているようにも見られます。
多くの社会問題が在し、自然豊かで美しい風景が人為により急速に消えつつある現在。そんな“今” の混沌を優しく包み込むような邸宅で、作品を通して自然を前にし、立ち止まって原点に立ちかえる。この機会でのみ現れた彼らの作品空間に、身を委ねてみてはいかがでしょうか。
内田 千恵(本展企画)
主催・企画 | 内田千恵 (Art 7ten)
助成|公益財団法人西枝財団
協力|TEZUKAYAMA GALLERY、YOD gallery、Nuit Blanche KYOTO 2017 、Art 7ten
デザイン|稲垣夏希
お問合せ|Art 7ten 内田千恵
E-mail:art7ten@gmail.com
※イベント全て参加無料・事前申込不要
植物などを採取し、それらを素材として虫のような「いきもの」を作り出す造形作家。
幼少期より自然豊かな場所で生息する虫たちに触れ、それらを愛し、それらを想う心情が作品に反映されている。
京都府在住。
1979 京都府生まれ
2003 京都造形芸術大学 洋画科 卒業
2008 ウィーン美術アカデミー(Akademie der bildenden Kuenste Wien)卒業
主な個展
2008 「Insects」 / SONGSONG、ウィーン、オーストリア
2011 「いきとし"いきもの"」 / YOD Gallery、大阪
2014 「幻想採集室」 / YOD Gallery、大阪
2016 APMoA Project, ARCH vol. 19 新野 洋「 日月の江」 / 愛知県美術館、名古屋
「写真」という技術がこの世に生まれて来てから、「写真」が我々に与えるその影響、そこから生まれる議論への探求をテーマに、
写真技術を使用しながらメディウムにこだわらない作品を制作。
ルーアン(フランス)在住。
1989 フージェール( フランス) 生まれ
2012 ル・アーブル/ ルーアン高等美術デザイン学校DNAP(学士号)修得
2014 ル・アーブル/ ルーアン高等美術デザイン学校修士課程修了
主な展覧会
2013 龍野アートプロジェクト
2016「 1.certains regards」/ TEZUKAYAMA GALLERY
「 Perception(s)」, サン・ジュリアン教会 /ル・プティ=ケヴィイー、フランス
1984年大阪府生まれ。大阪芸術大学芸術学科音楽学部卒業。ロンドンメトロポリタン大学院アートマネージメントコース修了。
2011年よりTEZUKAYAMA GALLERY勤務。2015年フランス1年間滞在中にKevin Brever Le Goffとともに日仏の若手美術家をサポートするためにArt7tenを設立。
現在は、ギャラリー業務の傍、奈良県にてフランス人作家のためのアーティストインレジデンスを運営中。