助成展覧会 2015 春

Erosion/ Tranfigurationー侵蝕と変容の先の関係性へー
第一部【誕生】~個の共演と相対~
2015. 4/12(日)− 5/10(日)
第二部【共創】~変容-進化への旅~
2015. 5/17(日)- 6/14(日)
Open 土・日・祝|11:00 - 19:00
展覧会URL | http://zcap2015.red
近年、町家や和室を用いた展覧会は空家の活用や地域街づくりの一つの方向性を見せています。しかし、20代から60代という幅の広い年代と多様なジャンルで構成された本展覧会は、それら町と空間の活用の観点ではなく、純粋に展示という観点で企画構成がなされています。これは、キュレーター日田直希・酒井俊明の空間への挑戦であり、また世代間の作家の思考ならびに表現の多様性や新たなる関係性の構築にあります。同じ空間で多種多様な表現が生み出す展示風景と作家同士の交流、展示の工夫などキュレーターと作家が試行錯誤の末の全体の空間の演出を試みます。大阪のこれからのアートの方向性などについて、参加作家や学芸員の方々ととも本展キュレーターが未来と育成に関するトークイベントもあわせて開催いたします。
第一部
【誕生】ー個の共演と相対ー
平穏な和風空間(瑞雲庵)に作品を配置することでアート作品が静を蝕み侵します。その過程を私達は生命環境となぞらえて、個それぞれの持つ世界観と空間変化を感じて頂きたく思います。
【突然変異】
外部要因の出現、生命環境には数々の外部因子が作用して新たなる方向性が導かれる。今回の展示に新たなる未知の作品(作家)が介入することで既定の展示風景を変化させ、より動きのある展示の創出を目指す。
1名(グループ)を第二部の参加作家として募集。要項はhttp://zcap2015.strikingly.comにて
第二部
【共創】ー変容・進化への旅ー
作品を生命体と置き換えることで、発生した生命環境は時間とともに変化をみせる。防御や支配、共生、利用などの関係性が生まれ、その先には進化(変化)という流れがある。環境に対応し新たな種が適応力を見せる。作家同士のコラボレーションなどの展開の演出。
プレオープン(美術関係者・プレスのみ ※予約制)
日時:4月11日(土)16:30~
展覧会全体の趣旨やテーマ、作品の説明や作品体験、写真撮影など
レセプション・パーティー
日時:4月12日(日)17:00~
トークイベント
日時:5月17日(土)13:30~15:30
ゲスト:菅谷富夫(大阪新美術館建設準備室研究主幹)
参加作家(11名)+キュレーター(2名)によるトーク
※トーク後、16:30〜大歳芽里によるダンスパフォーマンス
※特に記載がないプログラムは無料、予約不要、会場は瑞雲庵となります。
※スケジュールや内容は変更する場合があります。最新情報は本展ウェブサイトでご確認ください。
関連プログラム









キュレーター
日田直樹
酒井俊明
アーティスト








